ファストウォーキングとは、早歩きのことで、走りだす一歩手前ぐらいの速度で走ります。
速度としては、時速7kmぐらいが、ランニングよりもエネルギー消費が多くなる分岐点となります。
と言っても、時速7kmって、ランニングマシーンなら調節できますが、そうでない限りは、なかなか難しいものなので、まずは自分なりの早歩きでいいと思います。
また、インターバルを取り入れて、ウォーキングとファストウォーキングを交互に繰り返すのもおすすめになります。
慣れてくると、ファストウォーキングの時間を増やしていくといいでしょう。
ファストウォーキングのポイントとしては、颯爽と早く歩くこと
そして、当院で指導させていただいている、姿勢を意識しながらファストウォーキングをすることです。
その中で、さらに特に注意するのは、腕の振り方と、足の運び方
姿勢の指導の際も、【脱力】という言葉を使いますが、力を抜いてリラックスをすることです。
速く歩こうとして、体の前で腕を振ってしまいがちになります。確かに速く歩けるのですが、逆に背中が丸まり、前傾姿勢になって胸が縮こまるため、姿勢が崩れやすくなるだけでなく、呼吸もしにくくなります。
まず、気をつけることは、肩や背中の力を抜いてリラックスし、目線を落とさず、まっすぐ前を見ます。そして、腕を後方に引きながら歩き出すと、自然と背筋が曲がりずぎるのを抑えてくれ、呼吸もしやすくなります。
腕が自然体で振れるようになると、足も前に出やすくなり、無理なく歩幅も大きくなります。
少し足を上げることを意識すると、かかと側から着地して、ある程度ひざが伸びた状態で蹴り出せれるようになります。
【肩の力を抜き、腕を後ろに振り、足を少しあげて、かかとからつく】ことを意識しましょう。
そして、モデルのようなイメージで、颯爽と歩いているイメージしながら気持ちよく歩いてみましょう。
目安の速度は、5~7kmですが、あまり気にしすぎず、走り出す一歩手前ぐらいのイメージで、早歩きをしてみてください
何事も、初めから飛ばしすぎるとしんどくなるので、徐々に行うようにしましょう!
但しあくまでも一般的な話ですので、個人に適した運動量と質などをよく考えて無理をしないようにお願いします。
まとめ
本日の記事はいかがだったでしょうか?
あまり運動らしい運動をしていないのでやってみたい!と思って頂けたら、嬉しいです。
私は普段から車をあまり使わずに、極力長い距離を歩き、週に1回は8kmほど走っています。しかしやはりランは負荷が強いので、ファストウオーキングの方が良いかなと感じています。私の判断気基準は楽しいか楽しくないかですので、ランニングなんてもうイヤ!と思ったら切替えたり、普段のウオーキングを時々ファストにするのも手ですね。
お気に入りのウオーキングシューズでも買って、颯爽と歩きましょう!
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