ストレッチも、どのように意識して行うかで効果はかなり変わってきます。
今回は、ストレッチを行う際に意識してもらいたいことをご紹介します。
・リラックスした状態で行う
当院での姿勢指導に、脱力という言葉を使いますが、ストレッチを行う際も、脱力を意識しましょう。
また、ストレッチをしている時、伸ばそうとしている筋肉が、ちゃんと伸びているかどうか、意識するようにしましょう。
・正しい姿勢で行い、痛みを感じるまでは伸ばさない
正しい姿勢で行わないと効果が出づらいだけでなく、特定の部位に負担がかかって痛みやケガの原因になる可能性があります。
筋肉の硬さと関節の可動域には個人差があるので、鋭い痛みを感じる手前の「イタ気持ちいい」範囲内でおこなうようにしましょう。
・反動を使わない
ストレッチには、動的ストレッチと静的ストレッチがあります。
静的ストレッチを行う際に気を付けておきたいのが、反動をつけないでことす。
反動をつけると限界以上に伸びてしまい、筋肉を傷めてしまう可能性があります。
さらに、筋肉は無理して伸ばすと反射的に縮む伸張反射が起きるので、伸ばしているはずなのに、逆に筋肉が縮んで硬くなってしまうことがあります。
・呼吸は止めず、ゆっくりと呼吸をしながらおこなう
ストレッチの際は、呼吸をしながら筋肉を伸ばし、その状態を30秒キープします。
呼吸を止めてしまうと、筋肉が緩まないので、呼吸をゆっくりしながら行ってください。
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