結局、何時に寝るのが理想？

しっかり睡眠は、取れていますか？

睡眠に関しては、よく患者様から聞かれることがおおいのですね。

睡眠のゴールデンタイムというものが昔からあり、午後10時～午前2時の時間帯に成長ホルモンが多く分泌されるため、「この時間にねるのが良い」という定説があります。

成長ホルモンは、美容にも関係するため、女性は特に気にされる方も多いのではないでしょうか？

と、いっても、重要なのは、睡眠を取る時間帯ではなく、睡眠の質になります。

睡眠に入って2時間ぐらいの深い睡眠のところで成長ホルモンが多く分泌されるので、深い眠りのある良質な睡眠が取れれば、成長ホルモンは分泌されるため寝る時間帯は関係ないのです。

なので、睡眠に入るまでの間が重要で、夜、どのような過ごし方をするかが重要になります。

とはいっても、睡眠時間に関しては、短すぎると病気のリスクが高まるため、大人は最低6時間の睡眠。そして、子どもは身体の発達にも関係するため最低8時間の睡眠を取る必要があるといわれています。

そうなると、朝６時に起きると考えると、大人の場合は１２時、子供の場合には、１０時までには寝ておかなくてはいけないですし、入眠前の２時間前には、質の良い睡眠を取るための準備が必要なので、大人の場合は、１０時から、子供の場合は、８時には、寝る体勢を整えるのが大切ということになります。

睡眠のゴールデンタイムも、起きる時間から逆算して寝るため、みんなが寝る時間が重なる、午後10時～午前2時となり、これが世に広まったといえます。

なので、自分の起きる時間を把握し、その時間から理想の睡眠時間はだいたい７時間と言われているので、それぐらいを目安に考えて眠りについたらいいと思います。