たいようブログ

転倒予防のために知っておきたい!足が上がらない原因と解決法

今日は「転倒予防」についてお話ししたいと思います。特に高齢者の方や、足が上がりにくくてつまずくことが多いと感じている方に向けて、原因と解決策を分かりやすく解説します。


転倒の原因は足が上がらないことにあった!

転倒の大きな原因の一つは、足が十分に上がらないことです。足が上がらない状態が続くと、歩行時につま先が地面に引っかかり、何もない場所でもつまずくことがあります。

足が上がらない理由には、以下のような体の機能低下が関係しています:

  1. 股関節、膝関節、足関節の連動性の低下
     足を上げるときには、股関節の屈曲、膝関節の屈曲、足関節の背屈(つま先を持ち上げる動作)が連動して行われます。この連動がスムーズでないと、足が地面に引っかかりやすくなります。
  2. 足関節の背屈制限
     足首が十分に動かなくなると、つま先を持ち上げられなくなり、地面を引きずって歩くようになってしまいます。
  3. 筋力低下
     特に高齢者では、股関節や膝周りの筋肉(腸腰筋や大腿四頭筋)が弱ることで、足を上げる力が低下します。
  4. 骨盤の歪みや姿勢の悪化
     骨盤が前傾すると股関節の屈曲が制限され、足が上がりにくくなることがあります。




転倒予防には体の「連動性」を取り戻すことが大切!

足が上がらない原因を取り除くためには、関節や筋肉の働きを正常化し、体の連動性を取り戻すことが重要です。当院では以下のようなアプローチで転倒予防に取り組んでいます。

1. 歩行訓練で足を上げる感覚を取り戻す

歩行時に足をしっかり上げられるようになるために、個々の状態に合わせた歩行訓練を行います。具体的には:

  • 足の振り上げ練習:意識的に足を高く上げる動作を繰り返します。
  • 段差を使ったステップ運動:低い段差を利用して、つま先を引っかけずに足を上げる練習を行います。
  • 歩幅の調整:歩幅を広げることで転倒リスクを減らす訓練を行います。

2. 骨盤矯正で連動性を回復

骨盤が歪んでいると、股関節の動きが制限され、足が上がりにくくなります。当院では、トムソンテクニックによる背骨・骨盤矯正を行い、骨盤の正しい位置を取り戻すことで、股関節や膝の動きをスムーズにします。

3. 関節の可動域を広げる施術

股関節、膝関節、足関節の動きを滑らかにするため、ストレッチや可動域を広げるための施術を行います。これにより、足を動かす際の連動性が改善されます。

4. 筋力トレーニングで足を支える力を強化

足を上げる力を取り戻すためには、筋力トレーニングも欠かせません。当院では、以下のような方法で筋力を鍛えます:

  • 腸腰筋と大腿四頭筋の運動療法:これらの筋肉は足を引き上げる動きに重要な役割を果たします。
  • 高周波EMS(Electrical Muscle Stimulation):体を動かさなくても筋肉を刺激できるため、特に筋力が低下している方に有効です。




整骨院での転倒予防サポートは何が違う?

整骨院では、体の構造や筋肉の状態を総合的に見ながら、患者さん一人ひとりに合ったケアを提供できます。例えば:

  • 症状の原因を根本から探るため、骨盤や姿勢、関節の動きをしっかり評価。
  • 痛みや負担を軽減しながら、リハビリやトレーニングを進めることが可能。
  • 施術と運動療法を組み合わせることで、早期の改善が期待できる。

当院のアプローチでは、単に症状を緩和するだけでなく、「つまずきにくい体づくり」を目指してサポートしています。


まとめ

転倒予防の鍵は、「体の連動性を取り戻し、足を上げる力を鍛える」ことです。当院では、運動療法や骨盤矯正、EMSを組み合わせた包括的なケアを提供しています。足が上がりにくい、つまずきやすいと感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの安全な生活と健康をサポートするため、全力でお手伝いいたします!



コメント