たいようのつぶやき

動く身体の鍵!骨盤のポジションとバランスの探求

身体の健康を追求する上で、正しい骨盤のポジションは欠かせません。
基本、ニュートラルポジションを保つことが、理想的と言われていますが、日常生活ではそれをキープすることが難しいことも事実です。今回は、骨盤の安定性と動きの連動性に焦点を当て、普段の生活で取り入れやすいアプローチを探っていきたいと思います。

ニュートラルポジションの理想と現実

ニュートラルポジションは、仰向けに寝た状態で、骨盤が左右前後に傾かず、床と背中の間に少しすきまができるぐらい背中が自然なS字カーブを描いている状態を言います。
しかし、日常生活では、このポジションを保つことに、こだわる必要はないと、私は考えています。
そもそも、このポジションを保つことは容易ではないですし、日頃、動いていることが多いからです。そこで、重要なのが、安定した状態の維持よりも、骨盤の位置や角度を柔軟に変え、その瞬間の動作に合わせた最適なポジションを見つけることが重要になります。

動きと骨盤の連動性

私たちが、意識をしないといけないのは、寝た状態でのポジションよりも、動いているときの体の状態に意識をむけることが大切で、骨盤と背骨の連動性が健康な体を築く鍵になります。
骨盤は股関節から脚へつながり、その連動によって自然な歩行や走行が可能になります。
姿勢を固定しすぎることは、運動や日常生活での動きを制限し、動かしにくい体になる可能性があります。

アイソレート的な動きから始めよう

骨盤の安定性を高めるために、まず初めに、股関節や骨盤だけを動かすアイソレート的な動きを行うのが効果的です。
これによって、各部位の現状を把握しやすくなります。まず、股関節だけを動かし、次に骨盤だけを動かすといった段階を踏んでいきます。動きが悪い人は、股関節を動かしているつもりが、他の部分も動いているといったことも多々あります。また、この動きはできるけど、この動きはやりにくいといった、体づくりとしての課題も浮き彫りになります。

個々の動きをおこなったあと、両者をスムーズに連動させることで、バランスの取れた動きを身につけることができます。

バランスを重視したトレーニング

自分の体の部分ごとに動きの癖を理解し、それぞれの部位を調整することで、全体のバランスを整えやすくなります。
骨盤のポジションも、個々の部位と連動させることで、より自然な動きが可能になります。
個々から全体へと段階を踏みながら、バランスを重視したトレーニングを取り入れることで、動ける体を築く一歩を踏み出しましょう。

まとめ

骨盤のポジションと動きの連動性は、健康な体を作り上げるために欠かせない要素です。
理想的なポジションにこだわりすぎず、その瞬間の動作に合わせた柔軟なアプローチを心掛け、バランスを取りながらトレーニングを進めることが大事です。
これにより、自然な動きが身につき、動ける健康な体づくりができます。

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