たいようのつぶやき

季節の変わり目はぎっくり腰にご注意!

11月に入りました!
季節の変化と気温の上下が激しくなる中、ぎっくり腰になりやすい状況が訪れます。この季節になると、体調不良や急な痛みの原因となることが多いのです。

ぎっくり腰になりやすい状態にはいくつかの理由があります:

筋肉疲労・筋力低下:長時間のデスクワークや運動不足が、背中や腰の筋肉の疲労を引き起こし、筋力を低下させます。この状態では、普段の動きに比べて急激な動作をすることで、腰を痛めやすくなります。

水分不足:夏ほど喉の渇きも少なく、水分を取る回数も激減します。そして、水分が不足すると、筋肉や腱、靭帯などが柔軟性を失い、硬くなります。これによって、普段よりも腰への負担が増すことがあります。

体の冷え:この時期は気温差が大きく、体が冷えると血行不良を招きます。血行が悪くなると、筋肉や腱、靭帯などに必要な酸素や栄養が行き渡りにくくなり、疲労物質がたまりやすくなります。

骨格のゆがみ:デスクワークや長時間の座り仕事によって、骨格が歪み、背中の筋肉が硬くなることがあります。この状態が続くと、腰部に負担がかかり、ぎっくり腰を引き起こす可能性が高まります。

ぎっくり腰になったときは?

体を動かせれる場合は、早急に当院に受診することをおすすめします。

しかし、以下の2つがある場合は、早急に医療機関へ受診されることをおすすめします。
1.勝手に尿・便が出てしまう(膀胱直腸障害の可能性)
2.つま先が上がらない(神経障害の可能性)

体を動かすのが辛い。痛みでまったく体を動かせないという場合は、この2つを行い、早く体が動かせれる状態にしていきましょう。

安静にする:痛みのある側を上にして横になり、できる限り安静にしましょう。無理をせず、ゆっくりと身体を休めることが大切です。

患部を冷やす:痛みのある箇所を冷やすことで、炎症を鎮め、痛みを和らげます。氷嚢を使い、痛みのある部分を冷やすと、炎症や腫れを軽減することができます。

ぎっくり腰は突然起こることが多いため、上記の応急処置は症状の緩和に役立ちます。そして、体を動かせれるようになると、早い社会復帰のために治療を行いましょう。また、再発を防ぐためには、姿勢の改善や適度な運動、定期的なストレッチング、適切な水分摂取などが重要です。

身体をしっかりとケアし、急な動作や無理な姿勢を避け、この時期を安全に過ごすことが重要です。

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