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セルフストレッチは、筋膜にも注目しよう

たくさん動き回ったときに、皮膚がすごく張っているという経験をされたことはないですか?

そうです。

筋肉は、筋膜という薄い膜で覆われています。

運動によって筋肉の活動が多くなると、筋膜が縮んで硬くなり、筋肉に癒着して筋肉の動きを妨げることがあります。

さらに皮膚下組織にも癒着すると、筋肉の動きのより、皮膚も引っ張られてしまい、突っ張るような痛みを感じてしまいます。

また、筋膜には、毛細血管もあり、血流を良くするためには必須の場所になります。

実は、筋膜が癒着すると、ストレッチによって筋肉を伸ばしても効果が薄くなります。

なので、しっかり体を使った後は、筋膜の癒着を取ることが大切です。

筋膜自体は、早期に圧力をかけると自然に解放する働きがあるので、一番は、しっかり動いた後に、当院のメディセルで、筋膜リリースをするのが一番ですが、難しいときには、セルフストレッチに加えて、筋膜リリースを行うことをお勧めします。

例えば、テニスボールなどの少し硬いボールを、疲労している部分に当て、体重をかけることで、筋膜リリースをすることができます。

1箇所につき30秒程を目安に行います。

よく当てた状態で、ゴリゴリ動かすような動画があったりしますが、自然に体重をかけるだけで筋膜リリースが可能です。

むしろ、疲れている体に対して、ゴリゴリすると筋肉に過剰にストレスがかかってしまい、筋損傷を引き起こしてしまう可能性もあるので、強くやらないようにする必要はあります。

そうすることで、明日には、疲れがしっかり吹き飛んでくれ、バリバリ動けるようになるので、ぜひやってみてください!

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