ふくらはぎを揉んでみて、中には、「外側だけ痛い」とか「内側だけ痛い」という方もおられると思います。
実は、体の不調のサインは、ふくらはぎにも現れることが多いのです。
東洋医学で、ツボ(経穴)というものがあります。そのツボをつないでいる経絡(けいらく)という線があり、気の通り道を示しています。
ふくらはぎには、多くのツボがあり、経絡も走っています。
つまり、ふくらはぎを揉むことによって、ツボを刺激するので、不調のある場所は、強く反応してしまいます。
さらに、ツボによって、関連している部分が違うため、もむ場所によって、体の不調の原因もさまざまなのです。
たとえば、
ふくらはぎの内側に不調サインが出ている場合、便秘・更年期障害・糖尿病・肝臓病・腎臓病などが現れやすくなります。
ふくらはぎの外側の場合、高血圧・耳鳴り・首肩の痛み・膝痛など
ふくらはぎの中央の場合は、腰痛・不眠・脳梗塞・膀胱炎などが現れやすくなります。
不調を感じている場合は、その部分をしっかり揉むのもいいと思いますが、予防も含めて、全体的に揉むことをおすすめします。
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