心臓から出て、全身に血液を送る血管を「動脈」、全身に流れた血液を心臓に戻す血管を「静脈」といいます。
静脈は、血流の勢いも悪く、特に、脚の血液は、心臓からより離れており、さらに重力に逆らって流れているので、非常に血流が悪くなっています。
血流が悪いということは、血管内皮細胞への刺激も弱いので、NO(一酸化窒素)は分泌されにくいのです。
そこで、おすすめなのが、ふくらはぎへの刺激
ふくらはぎの筋肉は、動かすことによって、血液の流れを作り出し、血液を心臓へ送り戻すポンプのような働きを持っています。
つまり、ふくらはぎを揉んで刺激すれば、血流もよくなって、NOが分泌されやすくなるということです。
ふくらはぎを揉む時には、力を入れすぎないように、気持ちいい程度の力加減にしましょう!
血の流れをよくするイメージで、アキレス腱付近から、膝裏まで、ふくらはぎ全体をまんべんなくもんでいきましょう。
朝に血圧が上がりやすい人は、朝起きた時に、夕方には足がむくむ人は、むくみを感じた時や、家に帰ってゆっくりくつろいでいる時に揉むといいですね!
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