肩こりに対しての対策は、健康雑誌やテレビ、インターネットなどで、いろいろと聞かれていると思います。
中には、当院のような治療院に通われている方も多いと思います。
自宅でのセルフケアとしては、ストレッチや運動。また血流をよくするために、お風呂にゆっくり使ったりされる方も多いのではないでしょうか?
お風呂で血流を良くすることは大切ですが、主に一時的な作用に過ぎず、根本的な解決にはなりにくいのです。
マッサージや、低周波も、実は根本的な解決にはなりません。なぜなら、マッサージは、浅い層に対してのピンポイントストレッチで、深い層の筋肉には届きにくいからです。
また、長時間同じ姿勢で体が硬くなっている人は、関節自体も硬くなっています。
とくに肩甲骨は、肋骨の後ろ側にあり、筋肉に覆われて宙に浮いている状態で、肋骨の上を滑る感じで動くようにできています。覆っている筋肉が、肩甲骨をしっかりと支えているため、肋骨と肩甲骨の間は、マッサージではアプローチをすることは難しいのです。
なので、深い層にもアプローチができ、筋肉全体に対して血流をよくするだけでなく、関節も動かして、関節の動きをよくするには、ストレッチが1番になります。
とはいっても、闇雲にストレッチをしていても効果は少なくなってしまいます。
次回は、ストレッチの効果を最大化させるためにどうしたら良いかお伝えしていきたいと思います。
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